お茶
心が渇いたら急須のお茶。
と言うのはむらの茶農家木野さん。
その言葉に妙に納得する木曜担当のもりもとです。
みなさんはお茶を日々どんな感じで飲んでますか?
ちなみに我が家は大きめのやかんで煮出したほうじ茶。
今でこそ市販の不織布袋ですが、以前は”ちゃんぶくろ”と呼ぶ
布製の袋で煮出したのが我が家のお茶。
その頃の我が家は心が潤ってたのでしょうか…。
そんなことはさておき、急須淹れることを知ったのは役場で働き始めてから。
ボクたちが新人の頃はお茶くみも教えられました。
先輩が茶筒のフタにササッと必要な量のお茶を手際よく取り分け、
サッと急須に入れお湯を注ぐ。
その所作を何となく見たまま、いざ本番を迎えたんです。同じようにササ~ッと。
今でこそわかったような口でお茶の淹れ方を語りますが、
やったことないことをやるというのは大変なことで…。
入れた茶葉は急須の中でパンパンになって、
しかも熱湯をぶっかけてるもんで渋味が際立ってたのは言うまでもない…。
そのお茶を出すまでの”間”ったら、待たせてるわ不味いわで気まずのなんの。
いまだに自分は上手には淹れられないけど、
茶農家さんに淹れていただいてる”間”はすごく大切だなと思います。
いろんなお話を聞きながら作り手の方からお茶をいただくまでの”間”。
心が渇いてるんだろか…。