お茶
再びお茶の季節が始まりました!!
2番茶といって、5月に新茶を刈ったあと、出てきた芽をお茶にします。
再び鮮やかな黄緑色の茶畑があちこちに~~
また夏場は雑草の草引きなど地道な作業が待っています。
お茶つくりには、目に見えない色々な気遣いがたくさんあるのがあるのです。
目に見えないといえば・・・茶工場のこと。
刈ったあとの生葉は、茶農家さん自身がお茶に仕上げなければいけません!
今日はなかなか見れない、茶工場のことを紹介します!
※ぜひ手もみと比べながら見てくださいね!→手もみの記事はこちら
こちらは村の研修工場。
出品茶を作るときに利用します。
少量に対応するよう機械がコンパクト★
まず最初に通るのが、蒸し機。
放って置くと茶葉が発酵してしまうので、
まずは加熱して発酵を止めます。
お茶の味の9割は畑の管理で決まるそうですが、
加工の中でこの「蒸し」が仕上がりを左右する一番大事な工程。
蒸しの加減を見極めながら行います。
↑ 蒸しが終わったら、左奥の機械へ。
「粗揉機」(ソジュウキ) という機械で、乾燥した熱風を送りながら軽く揉みます。
台の上の部分が回転して、圧力をかけながら、茶葉を揉みこんでいきます。
↑ まだ水分量が多いため、今度は「中揉機」(チュウジュウキ)で
再度乾燥させながら揉みほぐしていきます。
↑ 最後に「精揉機」(セイジュウキ)。
ガシャーーン、ガシャーーンと前後に揉ながら、底板の筋の流れに沿わせることで
ピンとした細長い茶葉に整えていきます。
手もみでいう、板ずりの工程の部分。
精揉の工程をする前と後の茶葉を比べましたが
味も香りもまったく違ったものでした!
最後に乾燥させて、お茶になります。
茶農家が仕上げたこの状態を「荒茶」(あらちゃ)といいます。
このままでも十分美味しいのですが、
この後、問屋さんで「仕上げ」をしてもらいます。
茎など余分なものを取り除いたり、最後に品質を整えて、
やっとお店で売っているお茶になるのです。
ちなみに工場もさまざま。
↓ こんな大~~きな工場があれば・・・
↓ 昔ながらの木造の工場も。
ただいまデザインチームは、色々な茶農家さんの
お話を聞きにまわっています!
お茶の特徴、茶農家さんのこだわりと合わせて
工場の個性なんかもお伝えできたらな、と思います。
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