むらのもん
百貨店で売っていた蜂蜜、 国産蜂蜜の中でひときわ目立っているものがありました。
日本ミツバチ30g 1500円!!
30gですよ、パン2枚ぐらいでなくなってしまいますよ。 ハチミツを集めるミツバチには西洋ミツバチと日本ミツバチがいるようです。
1.超レア食材
日本に流通する蜂蜜が平成25年の農林水産省のデータによると、4万トンです。
そのうち93%が輸入品で、さらにその78%は中国産です。
さすが、中国さん!そらー日本よりも面積でかいやろうし、日本までの距離も近いので輸送コストも安そうですね。
さらに、加工用や業務用の蜂蜜はほぼ100%外国産なので、 みなさんが食べているお菓子やパンに入っている蜂蜜はたぶん中国のミツバチが頑張った成果ですよ。 あーすごい中国。
国産はといいますと、わずか7%しかないのです。 7%の蜂蜜を集めてくれるミツバチは「西洋ミツバチ」です。
日本ミツバチはその1%以下です。 日本ミツバチの蜂蜜は、かなりのレア食材ということです。
2.集蜜量が歴然!
セイヨウミツバチはいわば蜜を集めるプロフェッショナルです。 その集蜜量(蜜を集める量)はニホンミツバチの5〜6倍と言われています。 米でいうコシヒカリ!のようなもの。おいしいしよく取れる。 ニホンミツバチは古代米のようなものでしょうか。 みかんでいえば、セイヨウミツバチは橘、ニホンミツバチは温州みかんですね。
3.逃げない!
このセイヨウミツバチを大量に買ってきて、花が咲く時期に放しておくと、 たくさんの蜜を集めてくれます。
みかんの花、れんげの花、栗の花、などなどそれぞれに咲く時期は違うのです。
しかも、ちゃーーんと家に帰ってきます。 しかし。 ニホンミツバチはそもそも野生のものなので、巣が気に入らなければ違うすみかを探しに行ってしまいます。
このレア食材「ニホンミツバチの蜂蜜」 たべたいですよねー なんと!!
少し味見させてもらいましたが、 すこし酸味があって香りがすごくいいです。
秋頃にまた採取する予定だそうなので、ぜひ、商品化していただきたい!