日々のこと
4月ももう半ば。はやいですねー!
ここ1週間寒が戻って寒かったり、雨が続いたり。
この時期続く雨のことを 「菜種梅雨」 と言うそうですよ。
なんだか春っぽいさわやかな響き♪
今日もやっぱり変な天気なんですが、ようやく晴れ間が見えましたよ。
農家さんにとっては、ようやく晴れてくれた!というところでしょうか。
4月といえば、農作業が動き出し、農家さんもせわしなくなる時期です。
種まき、育苗の季節にさしかかりました。
いきなりですが、みなさんが食べているお米。
田植えからの光景は、ほとんどのみなさんが知っているでしょう!
お米のはじまりの光景、ぜひ見てください!
これで毎日食べているお米のイメージが変わるかも。
1.もみまき
これは籾(もみ)。
二晩水につけておくと、こうなります。
発芽玄米を食べたことのある人なら見覚えのある画。
発芽した籾を、ござに広げて乾燥。
機械でトレーにもみまき。
もみまきしたトレーを棚に入れて、育苗器へ。
2.もみまきから、2日後
これが、米のはじまり。 白い産毛の生えた芽。
がんばれよー!
と思わず言いたくなります。
3.もみまきから、4日後
まっすぐで、柔らかい、みずみずしい葉っぱ。
パステルカラーのメルヘンな世界。
めちゃくちゃ春らしい緑のグラデーション。
育苗棚から出して、ハウス内にトレーを敷き詰めていきます。
ここから毎日、土の様子を見ながら水やりを繰り返します。
こちらは、別の農家さんの育苗トレー。
黄金に光り輝いております
4.もみまきから、約2週間後
雨が続いて日照不足もあり、緑色がまだ淡いですね。
曇りや雨ばっかで、農家さんもちょっと困り気味。
おてんとさま、そろそろでてきてください。
よろしくおねがいしますね。
お米のはじまりの姿、いかがでしたか?
都会出身の私は、はじめて実物を見て、とても心踊りました!
農作物は、食であり
種からはぐくまれ、時間と手間がかかっているということ。
↑ のことは、ごく当たり前のことかもしれない。
でも 「食べ物としての米」 だけ見ていたら全くわからない経過。
春から秋の四季を経て
ゆっくりはぐくまれたお米。
そんなことを思い起こしながら
今日はいつも以上に
ゆっくりとわってみることにしよう (*^o^*)