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年始伝統行事!村のパワースポット「六所神社」の勧請縄づくりに潜入取材しました!

すこし遡りますが、1月3日、野殿地区で行われた「六所神社の勧請縄(かんじょうなわ)づくり」をみてきました!

六所神社と言えば、雑誌でもとりあげられるパワースポット。

詳細はこちらのブログをどうぞ
【わざわざ訪ねてみたい山の上のパワースポット】森にたたずむ六所神社

 

勧請縄はどんなものかというと。

こちらの鳥居をくぐると
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参道脇の杉につけられた縄が、勧請縄。
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■そもそも勧請縄とはなんぞや?

道切り(みちきり)とは、村(地域)の出入り口にあたる道や辻で行われる民俗習慣のひとつ辻切り(つじぎり)とも称される。日本の村落においては、村と山の境界にあたる野良(ノラ)、あるいは村と村の境(サカイ)には古くから魔や疫病をはやらせる神などが出入りすると考えられ、出入り口にあたる道には魔を防いだり、追い払うために道祖神が祀られたり、注連縄(または藁で作った蛇)を張ったり草履や草鞋が供えるなどの道切り行事が行われていた関西地方では、この縄のことを勧請縄ともいう。

出典:wikipediaより

 

魔よけや厄除けの意味があるとは。
1年間、野殿集落の住民が平安に暮らせるように、氏子を守っている六所神社に勧請縄をかける、ということなんですね。
これを1月3日に男性総出で勧請縄をつくり、10日に祈祷、15日につけかえます。

 

では、1月3日の様子を写真でどうぞ!
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木づちで稲藁を叩いて柔らかくします
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稲藁を柱に固定して編み始めます
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3つの束にわけて、そのうち2つを左側によります
強く締めるのにごっつチカラがいるので、『ウッ!ウッ!』という声が漏れます
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藁がなくなったら、根元をキレイにした藁束を足して引き続き締めていきます
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手前のチームは縄や飾りづくり。
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慣れた手つきでしゅるしゅると縄をなっていきます
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あら、あっという間に道路にまで伸びましたよ
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こちらのNさんは、飾りづくりの名人!
飾りつけのひとつにその年の干支があるのですが、「サルはむずかしい!!」とのこと。
飾りつけ担当は、「やる気、創造力、ものづくりが好きな人」が選ばれるとか!
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どうでしょう??サルに見えますか??
脚がながいわー!!などなど、和気藹々とみんなで感想を言い合います
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これはホウキ。
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勧請縄に戻りまして、縄をいよいよ注連縄にしていきます
できたら、引っ張ります。括れているところがまっすぐになるように。
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注連縄の力強さがよーくわかりますね ちっともしなりません 空へ吸い込まれていくようです
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縄をつくる方の横では、藁束づくりの方も。素晴らしいチームプレー。
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けばけばをハサミで切ってキレイにしていきます
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仕上げは藁を藁でこすりあわせて、細かいゴミをとるのとツヤを出す!
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仕上げは垂れをつけます
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今年のメンバーで記念撮影。
こんなに集まったのはずいぶん久方ぶりだそうですよ!
※注連縄づくりはむかしむかしから男性の仕事だそうです
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できたで!
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10日に祈祷していただくのでお寺の境内へ。
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今年も立派な勧請縄ができました。 ひと安心ですね。

時代が移るにつれ、材料を揃えるのも、つくる人も集めるのがむずかしくなってはきてはいます。集落がいつかなくなってしまうかもしれないという覚悟や危機感の中で、野殿地区の活性化のためできることは続けていきたいと区長さんはおっしゃっていました。

地域のつながりが地域を守り、未来へ続いていく
当たり前なようでいてむずかしいことですが、にぎやかに行われた勧請縄づくりでは地域力を感じることができましたよ。

新しくなった勧請縄、15日に氏子さんたちの手で付け替えます。
ぜひ見にいらしてくださいね!

 

ちなみに六所神社の門松はこんな感じでした
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素材そのものの形を活かした、山の風景に溶け込む「むら流門松」。
自然の造形美が神々しくて立派で、わたしはとても大好きです。

 

なな2

 

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