むらのもん
報告が遅くなりましたが、
12/5(土)村のしめ縄づくり体験のイベントレポートです。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
遠くは京都市からお越しいただきました♪
早めに来られた方は、会場内の古い生活道具に興味津々。
田山郷土資料館には、南山城村の昔ながらの道具やおもちゃが置かれています。
見ているだけでもおもしろい。
1.藁打ち
達人の修三さんは、いつもきねと切り株を使います。
藁は、もち米の藁。もち藁にしか、長さと柔らかさはないんだそう。最近は機械化もすすんで調達も難しくなってきた、と修三さんは語ります。
藁束をまわしながらまんべんなく叩きます。
普段こんな道具を使うことはないので、みなさん楽しそう。
2.基本の縄ない
ふたつに分けた藁を手のひらで「より」をかけながら、交差して縄をなっていきます。
端を足指で押さえたり、単純な作業にも身体の全神経を集中。
押さえるチカラもいるので、筋肉がつりそうになったり。
右よりは縄になるのに、左よりが縄にならない方もいたり。でも皆さんすぐに習得してはりました。
すごいです
「しめていくときは縄を口にくわえると邪魔にならん」とのアドバイスで、こんな職人スタイルに。
真剣
何度も何度もやっていると身体が覚えて、すんなりとできていくんですね。
3.しめ縄づくり (カタチにしていく)
お昼ごはんを挟んだら、しめ縄をつくりいよいよカタチにしていきます。
小さなしめ縄だけの予定が、修三さんのご好意で大きな玄関飾りも作ることに!
太い縄をつくるので、よりをかけて交差していくにも力がいります!
垂れをつける、幅も長さも、バランスよく。
写真では黙々とやっているように見えますが
参加者さんどうしで教えあったりする風景も見られ
それはそれは、和気藹々とした穏やかな時間でした。
手を動かし、口も動かし、あっという間!
何より自分で手づくりしたお正月飾りで新年を迎えられるのがうれしい!
とみなさんおっしゃっていました♪
最後は南山城村産の煎茶で一服していただき。
いろんな淹れ方で煎茶の深い味わいを楽しんでいただきました♪
藁からものをつくり出し、自ら心をこめてつくったもので新年を迎える。
なんと豊かなことなんでしょうか!昔は当たり前だったことが、今はとてもぜいたくなことだと実感する時間となりました。
参加いただいたみなさん!心よりありがとうございました!!!
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過去イベントのレポートはこちらから!★をクリックするとリンク先にとびます
●むら味噌づくり体験 → その1★ その2★
●手もみ茶づくり体験 → その1★ その2★
●こんにゃくづくり体験 → ★