お茶
間があいてしまいましたが、手もみ茶づくりイベントレポート<その2>です。
<その1>はこちらから → ☆
2.栽培現場を見てからの~、手もみ茶づくり体験
午後の「手もみ茶づくり」を教えてくださる先生は、
茶農家の奥さまである中窪正美さんと
南山城村手揉み保存会のメンバーでもある中川洋子さん。
おふたりとも日本茶インストラクターでいらっしゃいます♪
さ~、手もみ茶づくりの様子を紹介しながら、そのステキな効果についても合わせて解説です
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■お茶は最強のコミュニケーションの理由<その1>
一緒になってひとつのものをつくりあげることで
連帯感がうまれる
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3グループにわかれて、つくっていただきました
お茶はつくる人によって仕上がりも味も違う!ということで
グループ対抗戦 。
これが、すさまじい盛り上がり。
ほぼ初顔合わせの方が多い中、
一緒に共同作業をすることで会話がうまれ、笑顔がこぼれます。
いいものを一緒に仕上げていこうと自然にまとまった連帯感!
こどもたちも真剣・・・!
隣のチームはどんな感じ??と途中見比べにきたり。
「うちのお茶、ねじれてるねんで!」
「えー!ほんまやー!なんでなん??」
またまた会話が広がります。
約1時間後には、三者三様の、それぞれに個性あふれるお茶に変身!!
品評会さながらに、できあがったお茶を拝見盆(はいけんぼん)に移します。
どうです?見た目が全然違うでしょう!?
今まで生きてきてこんなにお茶を触ったことなんてなかったのでは!?
「真ん中のん、ふわふわしてる!」
「色が全然違うー!」
「こっちのはツヤがある!」
お茶を見比べるだけで大歓声があがります。
さて、次は自分たちのつくったお茶を、他のチームのみなさんに淹れてもらいますよー。
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■お茶は最強のコミュニケーションの理由<その2>
自分でつくったお茶を心をこめておいしく淹れて
ふるまう
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自分でつくったお茶を自分で飲むというのは、とてもゼイタク!
今回は自分で飲むのはもちろんですが
あえてチームのお茶を、参加者のみなさんにふるまってもらいました。
心をこめて作ったお茶を、心を込めて淹れて、飲んでいただく
ホストのドキドキ感。
おいしく飲んでもらえるかな・・・??
それはもう、みなさん真剣です。
見ているこちらまで、気持ちがあったかくなってきます。
審査の結果・・・・
見た目ふわふわ、奥深い味わいの、熟女茶が優勝!
でも、男茶5、家族茶5、熟女茶7 の大接戦でした^^
最後は、日本茶AWARD2014、「うまい煎茶部門」金賞受賞農家、
中窪さんの新茶を、中窪さん直々に美味しい淹れ方を教わります。
「うわ~~!!あま~い!」
「やっぱりプロのつくるお茶は違う!」
と感嘆の声が聞こえてきます。
お茶菓子(抹茶わらび餅)と一緒に、4煎目まで楽しんでいただきました。
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■お茶は最強のコミュニケーションの理由<その3>
お茶を淹れるひとつひとつの工程こそが
コミュニケーションを深める
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最後に中窪さんの口から語られたとても印象的な言葉。
家にお友達がきたら、ぜひ目の前でお茶を淹れてください。
茶葉を茶缶から急須に移し、熱いお湯を湯冷まし。
お湯を注ぎ、茶葉がひらくのをそ~っと待つ。
そのひとつひとつの工程をお友達と一緒にぜひ楽しんで。
中窪さんの言葉には、お茶への愛があふれていました♪
最後にはすっかり仲良くなられたみなさん。
お茶がつないだ時間、最幸にプライスレス。
ご参加、心よりありがとうございました!