日々のこと
こんにちは!
今日は 【 むらめしレシピ 】 をご紹介です☆
南山城村の北部の山の上【童仙房地区】に住む、
村歴77年のおばあちゃんが先生です。
お祝い事やおくやみで人がたくさん集まるとき
こどもたちが食べたーい!と言ったとき
季節の具材を使って
丁寧につくってきはりました。
それが、 おこわ です。
今は山が芽吹く春。
山の恵みを味わう 家庭の山菜おこわ を教わりました。
■ 山菜おこわ ■
材料 : 1.5升分
もち米 1.5 升
タケノコ 適量
ワラビ 適量
干ししいたけ 適量
にんじん 1 本
シーチキン(水煮) 3 缶
ごぼう天 1 袋 (4本入)
ひら天 1 袋 (3枚入)
色かまぼこ 1 枚
つくりかた
1.前日にもち米を洗い、水につける
もち米を洗い1晩置き、ざるにあげます
2.もち米を蒸す
蒸し器にぬれふきんを敷き、もち米を蒸します
※ 少しかために! 蒸す水はたっぷりといれてください
~おばちゃんからアドバイス~
お箸でぐりぐりと穴をいくつかつくるんやで
全体にまんべんなく蒸気が入るおもて、考えたんや
3.シーチキンを水切りする
4.にんじんをいちょう切りする
5.各材料に下味をつける(炊く)
~おばちゃんからのポイント~
みんな別々に炊いたほうがな
きれいな色のおこわに仕上がるんやで
●タケノコ・・・ 下茹でし、さとう+だし(だしの素)で炊く
●干ししいたけ・・・ 水で戻し、さとう+だし(だしの素)で炊く
●ワラビ ・・・ 灰でアク抜きし、酒+だし+さとうで炊く
※単品でも絶品!!
●練り物 ・・・ ごぼう天 小口切り
ひら天 横長で3等分し、細かく切る
かまぼこ いちょう切り
3種類をすべて鍋に入れて水を入れ、酒・さとうで炊く
6.蒸し器からもち米をトレーにあけて広げ、
にんじん以外のものを混ぜこむ
ちょっとかためがええ塩梅なんやで
まんべんなくまんべんなくまんべんなく まぜます
※具財の煮汁でもち米のかたさを調整します このさじ加減がむずかしい
最後ににんじんを混ぜますよ
7.蒸し器に戻し、おこわが柔らかくなるまで蒸す
ここでも忘れずに、おこわに穴をあけるんやで。
8.蒸しあがったら、再度トレーにあけてワラビを混ぜる
9.できあがり!
お茶碗によそいましょう♪
おすそわけをするときは、三つ葉やしょうがの梅酢漬けをのせて彩りよく♪
かわいらしいやろ??
おばちゃんの山菜おこわのポイント!
■ シーチキンと練り物で旨みを出す
■ 具材を別々に炊く
■ しょうゆと塩は使わない
※ ちなみにおばちゃんはシ○ヤのだしの素を使います~
あっさりしてとってもおいしいですよ~♪
季節に応じて具材を変えて楽しめるのがええところ。
お漬物との愛称が抜群!!
とっても丁寧な工程で、ひとつひとつの作業におばちゃんの愛情が感じられました。
具材の下準備に手間がかかりますが、おやすみに作ってみてはいかがでしょうか~!