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むらの観光は何を売るべきなのか?/南山城村のリアルな地方創生

木曜担当のもりもとです。
今回は「むらの観光は何を売るべきなのか?」
観光を切り口に南山城村のリアルな地方創生を考えます。

村の観光と言えば、「何もない。」と言われます。
確かに金閣寺も清水寺もむらにはないし、舞妓さんもいません


でも京都や奈良には観光客がいっぱい来てる。

上手くやったらそれをどうにか地域に引っ張り込めるんじゃないか・・・
そんな錯覚は現実としてあります。


何もないけど茶畑はある。

だったら茶畑で観光客を呼び込もう!
景観を売りにしよう!
観光客を呼び込んでお茶を盛り上げよう!
京都にはいっぱい人が来てるんだから!
ってなってます。


もうひとつの京都 ~お茶の京都編~

どうです?
そうだ 茶畑、 行こう。
ってなりましたか?

誤解を招くとなんなんで、このPVがどうこうってわけではないのでくれぐれも。

そもそも自治体は何のために観光をやるのか?
そこがよくわからないところ。
なぜだか成果指標を観光入込客数にしている。

先日、熊本大学の徳野貞雄先生が村にお越しになった時に仰ってたこと。

例えば、人口3000人の村
年間10万人の観光客が来たら活性化するのか?

人口は1日3000人。
と言うことは3000人×365日=1095000人
村長は1年で1095000人の暮らしを預かってるんだ!と。


1日と1年。比べる単位が違うんです!


あるコンビニの店舗の客は1日1000人。

1000人全員買い物をするんです。
1年だと365000人が買い物をするんです。
大事なことは地元経済や地域の人たちの生活にどんな影響があるのか?

そこだと思います!

観光は観光業でなくてはいけないと思ってます。


そういう村も、ハイキングを企画したりしてます。

参加費無料で「村外の人にPRしてます!」と胸を張って。
そこに関わっていただく地元の人やスタッフの人件費は換算されません。

経済の基盤もないから当然お金が落ちるところも・・・。
こんなことをやり続けてると、きっとみんな疲れちゃうんです。


自分が何かをやり続けるとしたら
何が必要かを考えました。

答えは、「楽しい」か「儲かる」か。

苦しくて儲からないことをやり続けることは相当大変なことだと思います。
何かを得るためには代価が必要なんです。

実は村にも人は来てるんです!

最近の村を見てみると、いろんなところから、いろんな人が来るんです。
カフェだったり、パン屋だったり、工房だったり、ギャラリーだったり。
畑だったり、山だったり、川だったり。
何が人を呼び寄せるのかというと、「人」だと思います。

いろんな人たちが村で「光」を放ってて
それを「観」に来てるんだと思います。


光を観ると書いて観光なんです。
その光を放つステキな人が資源だと思うんです。

4月11日土曜日にはこんな光もあります。むらキャバ「月世界」
たぶん苦しいと光は放てません・・・。

村らしいなぁと思う茶畑景観はこの写真。
高尾の茶ばたけ
確かに、知り合いが来たら村の中で自分が好きな茶畑を案内します。
村の茶畑は家にすごく近く、暮らしとなりわいの密接な関係を感じるのです。

そう!この景観は人々の営みがつくり出した機能美なのです。
人が居るという証であって、景観を守るためにお茶を作ってるんじゃないんです。

そう!やっぱ人なんです!

案内しながら見せる茶畑には、「スゴイっスねぇ~」というような嬉しい反応。
で、「お茶が飲みたい!」と言う流れになって、直売所にお連れしたり。
そんな感じで今のところは小さな地域経済しか回すことしかできてませんが。

地方創生で、交通網の整備とか観光スポットを整備するだとか
何だかそういうことが目立ってる気がします。

村の人たちが村で暮らし続ける、お茶づくりや農業を続けていけるように
小さくともちゃんと村でお金がまわるような仕掛けのひとつに観光があって
そういうことをわかりながらやれる人がやらないといけないんだと思います。


そこにも人は要るし。

すべては「人」なんですよね。

そのために、直接的にも間接的にも
観光をなりわいとして考える必要が
あるんだと思います。

さぁ!がんばろ‼

もりもと2

 

 

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